株式会社住環境計画研究所（代表取締役会長：中上 英俊、以下「住環境計画研究所」）と株式会社トインクス（代表取締役社長：八代 浩久、以下「トインクス」）は、長崎県壱岐市の一部中学校を対象に脱炭素行動を促進する実証事業を 11 月 14 日より開始します。

　住環境計画研究所とトインクスは、環境省が実施している「ナッジ （※１）× デジタルによる脱炭素型ライフスタイル転換促進事業（※２）」の一環である「脱炭素型ライフスタイル転換を定着させるコミュニケーションモデルの構築」事業に参画しています。本事業は、行政や企業からの画一的なメッセージではなく、一人ひとりにあったナッジを活用したコミュニケーションを通じて、脱炭素型ライフスタイルへ無理のない転換を促すと共に、行動の定着を図るための、コミュニケーションモデルを構築していくものです。

　本事業のうち、「コミュニティナッジを通した脱炭素型行動促進」実証では、学校というコミュニティを対象に 2022 年 11 月から 2023 年 2 月にかけて行います。実証においては、住環境計画研究所で策定したプログラムをもとに、ナッジを用いた Web サービスをトインクスが開発・提供します。Web サービスの利用前後に実施するアンケート調査やアプリに入力された脱炭素行動の実践状況により、脱炭素型ライフスタイルの転換につながる行動変容の促進効果を検証します。

　住環境計画研究所とトインクスは、本実証により、脱炭素社会実現に向けたライフスタイルへの転換実現に貢献して参ります。

＊１ ナッジ：(英語 nudge）「ひじで軽く突く、そっと後押しする」という意味で、人々が自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語。
＊２ 環境省が 2022 年度から 2026 年度まで段階的に実施を予定している事業。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社住環境計画研究所
TEL：03-3234-1177（矢田）
株式会社トインクス コーポレート本部 イノベーション推進部
TEL：022-268-2821（南城、渡邊）