アジア地域の省エネ計画 Energy Conservation Plans in Asia

東南アジア諸国は今、急速な人口増加と工業化によりCO2削減と省エネルギーが重要な課題となっています。その一方、まだ環境関連の技術・ノウハウが確立されていないのが実態です。

当研究所では東南アジア諸国へ積極的に研究員を派遣し、現地でのヒアリング調査などを展開。各国の家庭における住環境、ライフスタイルとエネルギー消費量といった情報を集め、分析しています。

今後はこうした調査結果とこれまで日本で培ってきた環境政策に関する知見を活かし、東南アジア諸国の省エネ計画の進展にも寄与したいと考えています。ただし、新興国の多くは、日本をはじめとする先進国とはライフスタイルも気候も異なります。そうした国ごと、地域ごとの「住環境」の実情を把握したうえで、最適な提案を行うことが当研究所のミッションであると考えています。

We are actively dispatching researchers to countries in Southeast Asia to develop interview surveys at the site. Thus far, we have conducted intensive research to grasp the real situation of each country, and have gathered information on their living environment, lifestyle, and energy consumption. Using these survey research results, and taking advantage of our existing knowledge on Japanese energy policy, we hope to contribute to the progress of energy conservation plans of Southeast Asian countries. Our mission is to create optimal proposals by apprehending the reality of the “jyukankyo” of each country or region.

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<近年の主な関連業務実績>

  • Literature Survey of the Impacts of Standards and Labeling Programs in Asian Countries
  • 持続可能なコミュニティマネジメントプラットフォームの開発と社会実装の実現可能性調査(インドネシア、バンダ・アチェ)
  • インドネシアにおける家庭用エネルギー消費に関するデータベース構築の支援業務
  • promoting household energy conservation through feedback services and home energy audit on residential sustainable lifestyle programs
  • 国連持続可能な消費と生産10年計画枠組み「持続可能なライフスタイル及び教育」プログラムの運営支援等委託業務
  • アジアの民生用エネルギー需要構造と将来予測に関するプラットフォーム構築(環境研究総合推進費)
  • ベトナムにおける省エネラベルデータベースの開発と運用に関する調査

住環境計画研究所

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