IEAの「Tracking Buildings 2020」により、建物からのエネルギー関連のCO2排出量が近年上昇しており、2019年には建物からのCO2排出量が過去最高となったことが明らかになった。 そのため、建物からのCO2排出量の削減が急務となっている。 そして近年、QRコードの利用が世界に広まっている。 その利便性などから、省エネの意識や行動を促す新たな手段になる可能性がある。 そこで、本研究では、QRコードの利用を通じ、公共の建物における人々の省エネ意識と行動を促進する手法を検討することを目的とする。
- 論題
- パブリックスペースにおけるQRコードの省エネ提示に関するフィージビリティスタディ ‐QRコードの設計と内容がユーザーの省エネ情報へのアクセス意欲に与える影響について
- 著者
- 何 清怡, 住吉 大輔
- 掲載誌
- BECC JAPAN 2021, 2021年8月